2018/06

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避けて爺さんは市の聴衆に「さぁ!一発やらかすから!避けてらいんよ」
とかけ声かけ、ぼくも気持ちよくさえずり



あわ ちゅう ちゅう
  
にしき さら さら
 
たから ほろほろ
 
ほっけっきょうー とさえずったんだ



聴衆
みんなに喜ばれて「いや〜おもしがったぞじんつぁ
ん」と〜



バラバラ



みんな喜んで穴の開いたお金をバラバラと投げてよこしたんだ〜婆さんと爺さんは良かった良かったとよろこんでいた。


雀踊り





そしてその噂が仙台城下にも伝わり雀踊りを変えたウグイスの屁踊りが踊られて



こんな歌詞であわ ちゅう ちゅう
   
ほっほっけっきょうー 

屁ったれ屁ったれ 

  あわちゅうちゅう〜♪



次に続く


八人目の婿
婆さん

むがすむがす、ずうっとむがす。 


長者屋敷







 えれぇ金持ちの長者様の家(え)に
  年頃の娘っこ居(い)で、
婿をとっても婿をとっても、次々に出て行くんだど




稲荷




こいづ、聞いた、水飲み百姓の若者
今で言うセレブ、長者の跡継ぎになれるつうごどで
「命とられるわけでねぇ、飲まず食わずの小作人の息子だぞ!
死ぬ気でつとめたらオレだってつとまるがもしゃねぇ、どうか頼みます。稲荷さま」って
お稲荷様に願かけだんど。

続きを読む



八人目の婿
婆さん
蒸し暑くなってきたがら、涼しくなるように
恐(お)っかねぇ話っこ聞かせっからな
ネットなんて言ったけ、サフィーン急がすいかも知ゃねげど、
ゆっくり落ちついて聞いてケロ
 

長者屋敷






むがすむがす、ずうっとむがす。
 えれぇ金持ちの長者様の家(え)に
  年頃の娘っこ居(い)で、
婿をとっても婿をとっても、次々に出て行くんだど




稲荷




こいづ、聞いた、水飲み百姓の若者
今で言うセレブ、長者の跡継ぎになれるつうごどで
「命とられるわけでねぇ、飲まず食わずの小作人の息子だぞ!
死ぬ気でつとめたらオレだってつとまるがもしゃねぇ、どうか頼みます。稲荷さま」って
お稲荷様に願かけだんど。

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ガタガタ





若者の手はガタガタと震えながら椀を持ち。








餅ダベ


死人(しびと)の
肉を箸でつまんだら餅のようにのび
口に運んだら思わず若者は叫んだ!
「うめぇちゃ!なんだ!あんコ餅だちゃ!」
血と思ったのは小豆あんで死人の腕と思ったのは、白い餅だった! 娘は笑みを浮かべ椀(わん)に餅をすくってやると



汗を


「あんだこそ わだしの婿だちゃ」と
若者の額の汗をぬぐった。



一生懸命
長者様も出てきて
「お前(め)肝玉の座った野郎だ!うんそれくらいでないと大(お)っきな家(え)の跡取りなんかやれねぇんだ!お前、オラ家(い)の小作人だきとも跡取りにすっから!小作の時の経験を活かして無駄のないように家(え)の切り盛りしてケロ」
その後、若者は農学だの算術なんかを勉強して新しい田を次々に開田して小作人もみんなみんな栄えたんだど。
八人目で、やっと婿、見かったので、このことから「娘一人に婿八人」って言うようになったんだど。


語り部





こんで よんつこ もんつこ さけた


語り部/佐藤玲子さんの紹介とよんつこ もんこ さけたの意味
伝承民話は此方です


死体




ドッサと死体を地面に置いて
「これ背負え(おぶえ)背負え(おぶえ)」と言うんだど
(なっ何やぁ死人(しびと)背負えってか!みんなこれで動転(ドデン)してしまったんだな









若者は、一瞬!目を背けたけど
歯を食いしばり「貧乏からはい出るんだ」と
 自分に言い聞かせ---
 若者は自分の運命を変えたいと思っていた。
  とかく貧乏人は定めだと自分の運をあきらめ
     グチをいって自分をなぐさめることしかしねぇ
 長者って何や、小作人って何や!
 若者は涙を流しながら長者の家(え)に帰った。



涙光




娘の目にも光るものがあった、(わだすだって小作人の娘みたいに自由に外歩き回りでぃと、なんぼ思ったことが、本当はこっすたごど(こんなこと)やってくねぇんだ!長者の跡継ぎ娘で家(え)守んねぇと駄目なんだ!あんだ苦労した人みでぃだから、なんかあんだとならうまくやってけそうだ!どうかわだすを守ってけろ!)


カマド



「そこさぁ 下ろせ」と竈(かまど)の側に下ろさせで

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若者




そして、親父の接(つ)ぎ布あてた半纏(はんてん)着て、カミソリも買えないので、切れないカミソリで髭剃ったので、髭がチョボチョボと残ってる面(つら)で〜。
勇んで、長者様の所(どご)さぁ行ったんだど
喜んで迎えられて、一晩二晩経って---



白装束







娘が白装束に身を固めて
「あんだ本当にわだしと添いたいならば、わだしの言うとおりにしてけろ、まずはわだしについてきてけろ」(娘モデル協力、熊本のmomo様)



ずんずん







そしてお墓の方さぁずんずん行くんだど


手



新しい土盛りに、行って土掘っくり返して、掘っくり返して---。
ズッポと白い青ざめた手引っ張り出して!
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八人目の婿
婆さん
蒸し暑くなってきたがら、涼しくなるように
恐(お)っかねぇ話っこ聞かせっからな
ネットなんて言ったけ、サフィーン急がすいかも知ゃねげど、
ゆっくり落ちついて聞いてケロ
 

長者屋敷






むがすむがす、ずうっとむがす。
 えれぇ金持ちの長者様の家(え)に
  年頃の娘っこ居(い)で、
婿をとっても婿をとっても、次々に出て行くんだど




稲荷




こいづ、聞いた、水飲み百姓の若者
今で言うセレブ、長者の跡継ぎになれるつうごどで
「命とられるわけでねぇ、飲まず食わずの小作人の息子だぞ!
死ぬ気でつとめたらオレだってつとまるがもしゃねぇ、どうか頼みます。稲荷さま」って
お稲荷様に願かけだんど。

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みやぎの民話「八人目の婿さん」のイラスト化プラン
 今回からの実験なのですが、以前は例えばその場面にふさわしい絵を挿入してたのですが、

あたかも語り部の話を聞いてるような効果で、婆さんキャラに様々な効果で場面説明をし、自分としても描く手間を省こうという作戦で行こうと思います。
 
福島の二本松に安達ヶ原の鬼婆の伝承民話を聞かせるふるさと村に民話小屋があります。そこでは、完全コンピューター制御の民話の語り部婆さんロボが話すのですが、その婆さんロボだけでいろんな効果をし、背景はスライドだけで表現した演出を思い出して。こんなことを思いつきました。


 中に血のようなドロドロしたものが入っていて
鍋さぁ、出刃包丁でジョっキジョっキと死人の腕切って
入れて。グズグズ煮はじめて
そしてそれにかぶりついてムシャムシャ食ったんだど、
口の周りは血糊がまっ赤についてまるで鬼女(おにおんな)!
そして若ヶ者に「お前(め)も食え!」って
口の血糊を手でぬぐった痕はまるで人を食った鬼だった




みやぎの民話「八人目の婿さん」のイラスト化プラン
 今回からの実験なのですが、以前は例えばその場面にふさわしい絵を挿入してたのですが、

あたかも語り部の話を聞いてるような効果で、婆さんキャラに様々な効果で場面説明をし、自分としても描く手間を省こうという作戦で行こうと思います。
 
福島の二本松に安達ヶ原の鬼婆の伝承民話を聞かせるふるさと村に民話小屋があります。そこでは、完全コンピューター制御の民話の語り部婆さんロボが話すのですが、その婆さんロボだけでいろんな効果をし、背景はスライドだけで表現した演出を思い出して。こんなことを思いつきました。


 中に血のようなドロドロしたものが入っていて
鍋さぁ、出刃包丁でジョっキジョっキと死人の腕切って
入れて。グズグズ煮はじめて
そしてそれにかぶりついてムシャムシャ食ったんだど、
口の周りは血糊がまっ赤についてまるで鬼女(おにおんな)!
そして若ヶ者に「お前(め)も食え!」って
口の血糊を手でぬぐった痕はまるで人を食った鬼だった




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叢書

宮城民話叢書より
編集/小野和子
語り・宮城県北・佐藤玲子
挿絵&創作編集・ろっぽん



語り部/佐藤玲子さんの紹介


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